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PocketNeoⅡの基本画面

WingneoINFINITYの測量基本ライセンスをPDAに持ち出せば、電子野帳以上に現場のいろいろな情報を収集できる「PocketNeoⅡ」として使うことができます。常に現在の作業や現場の全体像が把握でき、ペンタッチの便利さを最大限に引き出した直感操作で、さまざまな現場情報の収集をすばやく正確に行えます。 左:PocketNeoⅡ起動画面。情報収集と設定をわかりやすくアイコン化しています。 右:データの指示と上空からのプレビューを1画面に。どちらからでもペンタップですばやくデータ作成が可能です。

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現場用ツールとしての工夫

PocketNeoⅡの操作性は「現場で煩雑な作業はしない」を最優先に設計されています。 例えば座標点の指示は計算や観測など多くの場面で使用する機能ですが、左:観測時に、これまでに使用している「頭文字+数字」を判別し、新しい座標につける点名の候補を(数字部分が+1されます)リスト表示してきたり、右:結線するときに「近い座標点」を自動的にリスト表示して、座標が混み合っているような箇所でもわざわざズームしなくても目的の座標が選択できるようになっています。

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TS観測

TS観測には、放射観測・対回観測を搭載しています。 野帳データを持ち帰る機能をベースに、点属性(杭の種類や”基準点”などの属性)を観測すると同時に取得したり、観測と同時に線作図(=結線:ブロック塀や生け垣などの境界種類の設定)をしたり、観測した新しい座標を元に別のトラバース計算や交点計算などにすぐに利用することができたりします。 最新のモーター駆動や自動追尾を搭載したTSとともに使うと、自動対回や追尾、視準、ポインタ等をPocketから操作するなど、さらに強力なご利用も可能になります。

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現場で使える3つのメモ機能

Pocketツールには現場用の強力なメモ機能を3つ搭載しています。 ①落書きメモ・②音声メモ・③写真メモ(カメラ搭載ハードの場合)があります。 メモは座標に連動して持たせることもでき、「この座標は、この写真である」とか、このオフセット観測点は電柱番号○○○番の電柱であるといったことが可能です。音声は「打ち合わせの録音」や「帰社後計算する点が○○から○○への垂線」などの用途で使うことができます。 帰社後にWingneoINFINITY Ver.2で現場を開くと、平面上の位置や座標管理と関連したデータとして取り込まれます。

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写真メモを持ち帰ってみた

堅牢ハード「M3スカイ」には、PDA背面にデジタルカメラを搭載しています。(約200万画素・CMOS・AF搭載)PocketNeoⅡの写真メモをタップ後に位置(平面上のフリースペースや座標を指示)するとカメラ撮影機能が起動してきて場所に対する写真メモを残していくことができます(左)。帰社後、WingneoINFINITY Ver.2(以降WNI2)でメモや写真が取り込まれます。座標に写真情報がつき、点の記への自動連動やCADでプロットの詳細写真として貼り付けることができます。 またカメラの無いハードでPocketをご利用の場合でも、市販のデジタルカメラを併用し、カメラで撮影した「撮影時刻」データと、Pocketでのメモ作成時刻を結びつけWNI2内の座標に写真データを持たせることができます(右)。

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線作図

PocketNeoⅡには「線作図」:(地形や境界など、図形結線および編集用の簡単なCADコマンド)が搭載されています。線作図(線編集)したデータを持ち帰り、WingneoINFINITY Ver.2(WNI2)のCADに線図形・特殊線として読み込むことができます。 左上:Pocketで線を作図している様子。線に名前を付ければWNI2で線ごとに図形変換できます。座標のない場所に自由線や平行線を作図したり線分同士をフィットさせたり、自由に作図できます。左下:観測中にも名前をつけた線の種類を選択できます。観測するごとに前の点と自動結線させることができます。右:線作図データはWNI2で読み込むとWNI2のもつ豊富な図形種類に割り当てることができます。

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区画・結線・点属性/杭属性

現場に持ち出した座標や観測・計算した座標を元にその場で区画の作成や結線データ登録、面積分割などができます。WingneoINFINITY Ver.2(WNI2)には用地・登記用の座標・区画・結線データとして取り込まれます。飛び地や抜き地、ペンアップ、円弧指定などWNI2にある機能もPocketで可能です。 左:区画登録の後に面積分割している様子。 右:観測しながら点名をもとに自動的に点属性や杭属性を設定することもでき、WNI2の座標管理に連携します。

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計算機能

PocketNeoⅡには、測量座標をあらたに作る計算プログラムを多数搭載しています。見やすいアイコンと簡単なデータ選択により、その場で座標を作成できます。計算された座標は現場プレビューにも表示されるので、別の計算などにもすぐに使うことができます。帰社後WingneoINFINITY Ver.2には、「計算ワーク」(=訂正や計算書の印刷などができる作業データ)が座標とともに自動作成されます。 左上:測量基本に搭載されている計算プログラム(アイコン)※現場プレビューには座標2点間や3点間、垂線位置の確認機能が搭載されています。左下:2円の交点を使っている様子。データ選択している段階で求点位置を表すプレビュー(赤)が表示される。 右:WNI2に計算ワークとして取り込まれた様子。放射観測時のオフセット観測なども計算ワークとして取り込まれます。

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杭打ち

目標点をプレビュー上でタップするだけで目標までの距離/角度を大きな数値で表し、ミラーマンを杭打ち位置へガイドします。PDAのビープ音でミラーマンが目標位置に近いかどうかもお知らせし、目標までの前後・左右位置を大きな文字で確認することができます(左)。 器械位置の設定は既知点2点による設置と後方交会法が可能です。器械と後視の組み合わせは、PocketNeoⅡを終了させない限り記憶しますので、他の作業・観測を自由に割り込ませることができます(右)。 モーター旋回や自動追尾機種との連携(リモートコントローラオプションが必要)で、目標位置までTSを自動旋回させたり、ミラーマンの動きに合わせてTSを旋回・連続測距させることができます。

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杭打ち+旋回・自動追尾・自動視準

リモートコントローラオプションがあれば杭打ち作業は、TSのモーター旋回や自動追尾・自動視準による強力な連携が可能になります。目標点までTSが自動で旋回したり、ミラーマンの移動に合わせてTSが旋回する機能、そして視準までを自動化できるため、1人の作業でもリアルタイムに杭設置位置と現在位置との離れを知ることができます。※リモートコントローラオプション導入時のメニュー/機能構成は、TS機種により異なります。 左:Leica Geosystems社 Geocomコマンド対応TS使用時の杭打ちメニューその機種でできうる遠隔操作を1画面で制御できます。右:「連続」⇔「単回」の切り替えで、大雑把な位置把握と精密な位置合わせを切り替えることができます。目標まで1mを切ったら音を変える(数値設定可能)機能とあわせ、ワンマン杭打ちを可能にします。

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