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自動対回

高精度な測量観測を行う対回観測ではリモートコントローラオプションの自動対回機能が威力を発揮します。1回目のミラー視準ではサーチ機能や自動視準で容易に視準でき、反方向観測や2回目以降のすべての観測は、1回目の位置をトレースする形で自動反転・視準・観測を行ってくれます。 世界座標化(測地成果2011)や街区基準点への取り付けが求められる登記業務には特に強力なツールになります。 自動対回とは異なりますが、視準点をR(正方向)→L(反方向)→L→R→・・の順に観測していく「RL対回観測」機能も搭載されており、「RL自動観測(する・しない)」によりL(反方向)の観測や複数の対回観測データ取得を自動化することができます。

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各社TSが使える

Pocketは日本国内で流通しているTSのほとんどを利用することができます。TOPCON・SOKKIA・TJMブランドの機種やライカジオシステムズ・ニコントリンブル・旧jec社などのTSが1台のハードウェアでご利用いただけます。(制御できる動作は機種によって異なります。)無線通信のついていないTSにも、BluetoothキットをつけてTS-Pocket間を無線利用することが可能になります。 ※TSとキットの間は232C専用ケーブルで結ばれます。 左:TS通信設定画面。現場観測前に通信の動作チェックが可能です。 右:TSに装着する外付けBluetoothキット。(class2)

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いろいろな観測パターン

PocektNeoⅡの観測機能には、現場で洗練されてきた機能を多数搭載しています。 ・REC観測 TS機種によってはTS側の「測距」を押すとPocketに観測データが入ってくる「REC観測」に対応します。 ・観測後の点名変更・目標高変更 危険箇所などTSとミラーマンの相互確認がその場でできない場合などに重宝します。 ・分割観測 レーザーの通過が気になる構造物の端などには角度と距離を別々に測定する分割観測が有効です。 ・オフセット観測 電柱や植木・塀など、必要な点を直接視準できないような場合にはオフセット値を設けた観測が可能です。

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街区基準点・境界点点検

PocketNeoⅡの観測には、一筆地測量や用地測量の精度管理で使える「基準点点検」・「境界点点検」の観測機能が搭載されています。 基準点点検(左):一筆地測量の街区基準点(既設世界座標)への取り付けでは、現場で使用する基準点そのものの精度が確保されているかどうかを現地で確認してから作業に入ることが必要になります。基準点点検では、単回もしくは対回観測で使用する基準点(2点もしくは3点)の点検観測ができ、観測値(距離/角度)と計算値(座標)の較差が制限値を満たしているかどうかが現場で判断できます。観測結果は、WingneoINFINITY Ver.2(以降WNI2)に「既知点の精度管理表(2点/3点)」として取り込まれます。 境界点点検(右):街区基準点取付測量では、基準点点検→基準点観測を経て一筆地形状を観測しますが境界点点検では、作成した区画(もしくはWNI2から持ち出した区画)の辺長を対辺観測や鋼巻尺を使って点検観測していけます。点検観測による点間距離と座標差による点間距離の比較から一筆地の精度管理ができ、WNI2に「精度管理表(一筆地)」として取り込まれます。

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現場から変える!縦横断測量の効率-PocketNeoⅡ縦横断-

PocketNeoⅡ縦横断は、WingneoINFINITYVer.2の縦横断ライセンスをPDAに持ち出したり、PocketNeoⅡ縦横断ライセンスを導入することでご利用いただけます。 野帳作成をメモ書きや測量システムへの手入力している方や、手簿計算・断面形状の確認を事務所に帰ってから行ってきた方に縦横断測量の最先端ツールとしてお使いいただけます。縦断・横断データは、「路線」単位で持つ仕組みになっており、水路や副道など複数の支線を扱う場合でも作業路線を切り替える簡単な操作でデータ管理できます。 PocketNeoⅡ縦横断は、事務所作業で入力や確認をしていた内容を現場で行うことができます。測量機(TSやレベル)との無線接続も可能なので「測定」をして断面の確認をしつつ構造物(側溝など)やティックなどを設定していくことができます。 作業画面もデータもWingneoINFINITY Ver.2と共通なので、すぐに現場でも使える強力な縦横断観測ツールになります。左:PocketNeoⅡ縦横断のメニュー 右:断面を確認しながら観測した横断変化点に情報を付加

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路線SIMA・縦断SIMAも使えます。-PocketNeoⅡ縦横断-

PocketNeoⅡ縦横断では、現場にWingneoINFINYTY Ver.2(以降WNI2)の測点データをそのまま持ち出せます。また、路線SIMAデータや縦断SIMAデータなどの共通フォーマット(測量・土木業界)を利用することも可能です。縦断測点がそろっていれば、中心転送機能を使って横断測点を自動生成することも可能です。 一般的に測量CADシステムでは路線中心線データなどから縦断・横断の測点を簡単に作ることができますので他社システムをお使いの場合でもPocket用に大量の測点データを転送することができます。※詳しくは販売代理店・弊社営業担当までお尋ねください。 WNI2をお使いの方には、WNI2-縦横断で使用している構造物コードをそのままPocketで使えたりWNI2の操作性や機能が、現場向け・PDA向けにアレンジされ継承されているメリットがあります。

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縦断測量-PocketNeoⅡ縦横断-

左:縦断観測の様子。観測の進み具合を画面上部のリストと、View(断面表示)から切り替えることができます。「データ」では観測データが確認でき、構造物の設定やメモ・備考の登録が可能です。画面下部の「ポール」では、ポール観測等による凹凸データを生成します。 右:観測設定-精度区分と現地での点検計算。PocketNeoⅡ縦断観測には、複数の精度区分を登録できます(初期では1~4級水準測量・簡易水準測量の5つ)。閉合型や結合型の制限に任意の条件を作り、現地で観測の合否判定をすることができます。

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横断測量-PocketNeoⅡ縦横断-

左:横断測点の一覧は大量の測点も整然と表示でき、「観測」や「検測」がどの測点まで進捗しているかも一目でわかる構成になっています。横断測量をする測点を選んで「観測開始」を押すと、横断面の観測画面に映ります。 右:横断観測も縦断と同様の画面構成になっており、野帳データリストを上部にし、View(横断面)と追加データの設定を画面下部で切り替えます。観測データは測点に対して、通常の測定データ・検測データ・5本の複断面を持たせることができます。 観測にはレベル観測・TS(任意の位置に設置)・TS(横断線上に設置)・比高差から選び、視準する位置の情報(FS:フォアサイト、視通し杭、TP:ターニングポイント、線外固定点など)種別を設定して観測します。追加データ設定には距離起点とするチェックボックスや、他点からBS(後視・バックサイト)に使用する点にする「登録点」機能がありコンパクトな画面の中で複雑な横断観測のパターンに対応できる構成になっています。

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帰社後がこんなにラクに!-PocketNeoⅡ縦横断-

左:帰社後、PocketNeoⅡから縦断データを取り込んだ様子。 縦断野帳、野帳から計算した現況データまでができあがった状態になります。Pocketのメモや備考も野帳に取り込まれるので再編集もしやすくなっています。 右:帰社後、PocketNeoⅡから横断データを取り込んだ様子。 横断も縦断同様、野帳データのフルコンバートと現況データができあがった状態になります。PocketNeoⅡとWingneoINFINITYVer.2の野帳は、名前やデータ構造が共通なので「現場-事務所-現場-・・」の作業工程両者を効率化することができます。

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水準測量(3・4級)-PocketNeoⅡ水準測量-

PocketNeoⅡ水準測量は、WingneoINFINITY Ver.2(以降WNI2)の水準測量ライセンスをPDAに持ち出地出したり、PocketNeoⅡ縦横断ライセンスを導入することで、水準測量(3・4級)の観測データを収集してくる現場用ツールとしてご利用いただくことができます。 PocketNeoⅡ水準測量では、現場内に複数の路線(自点~至点)を管理でき、路線毎に観測情報を収集できます。観測にはレベル(数値を入力)・電子レベル(数値を通信により自動取得)が選べ、水準野帳シートが作成できます。固定点の観測が終わるたびに、現地での数値点検(往復の各比高・比高差、距離など)が可能で、路線の観測終了後には路線全体の点検計算ができ、制限値に対する観測の合否判定を○×によって現地で得ることができます。 観測データには再測データも保管することができ、帰社後WNI2に取り込めば、野帳データが完成した状態になります。他社システムをお使いのお客様には、「水準測量観測データ処理ソフト」がお使いいただけます。観測手簿の印刷や水準野帳データのAPA-SIMAファイル出力が可能です。

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