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杭打ち

目標点をプレビュー上でタップするだけで目標までの距離/角度を大きな数値で表し、ミラーマンを杭打ち位置へガイドします。PDAのビープ音でミラーマンが目標位置に近いかどうかもお知らせし、目標までの前後・左右位置を大きな文字で確認することができます(左)。 器械位置の設定は既知点2点による設置と後方交会法が可能です。器械と後視の組み合わせは、PocketNeoⅡを終了させない限り記憶しますので、他の作業・観測を自由に割り込ませることができます(右)。 モーター旋回や自動追尾機種との連携(リモートコントローラオプションが必要)で、目標位置までTSを自動旋回させたり、ミラーマンの動きに合わせてTSを旋回・連続測距させることができます。

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杭打ち+旋回・自動追尾・自動視準

リモートコントローラオプションがあれば杭打ち作業は、TSのモーター旋回や自動追尾・自動視準による強力な連携が可能になります。目標点までTSが自動で旋回したり、ミラーマンの移動に合わせてTSが旋回する機能、そして視準までを自動化できるため、1人の作業でもリアルタイムに杭設置位置と現在位置との離れを知ることができます。※リモートコントローラオプション導入時のメニュー/機能構成は、TS機種により異なります。 左:Leica Geosystems社 Geocomコマンド対応TS使用時の杭打ちメニューその機種でできうる遠隔操作を1画面で制御できます。右:「連続」⇔「単回」の切り替えで、大雑把な位置把握と精密な位置合わせを切り替えることができます。目標まで1mを切ったら音を変える(数値設定可能)機能とあわせ、ワンマン杭打ちを可能にします。

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自動対回

高精度な測量観測を行う対回観測ではリモートコントローラオプションの自動対回機能が威力を発揮します。1回目のミラー視準ではサーチ機能や自動視準で容易に視準でき、反方向観測や2回目以降のすべての観測は、1回目の位置をトレースする形で自動反転・視準・観測を行ってくれます。 世界座標化(測地成果2011)や街区基準点への取り付けが求められる登記業務には特に強力なツールになります。 自動対回とは異なりますが、視準点をR(正方向)→L(反方向)→L→R→・・の順に観測していく「RL対回観測」機能も搭載されており、「RL自動観測(する・しない)」によりL(反方向)の観測や複数の対回観測データ取得を自動化することができます。

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各社TSが使える

Pocketは日本国内で流通しているTSのほとんどを利用することができます。TOPCON・SOKKIA・TJMブランドの機種やライカジオシステムズ・ニコントリンブル・旧jec社などのTSが1台のハードウェアでご利用いただけます。(制御できる動作は機種によって異なります。)無線通信のついていないTSにも、BluetoothキットをつけてTS-Pocket間を無線利用することが可能になります。 ※TSとキットの間は232C専用ケーブルで結ばれます。 左:TS通信設定画面。現場観測前に通信の動作チェックが可能です。 右:TSに装着する外付けBluetoothキット。(class2)

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いろいろな観測パターン

PocektNeoⅡの観測機能には、現場で洗練されてきた機能を多数搭載しています。 ・REC観測 TS機種によってはTS側の「測距」を押すとPocketに観測データが入ってくる「REC観測」に対応します。 ・観測後の点名変更・目標高変更 危険箇所などTSとミラーマンの相互確認がその場でできない場合などに重宝します。 ・分割観測 レーザーの通過が気になる構造物の端などには角度と距離を別々に測定する分割観測が有効です。 ・オフセット観測 電柱や植木・塀など、必要な点を直接視準できないような場合にはオフセット値を設けた観測が可能です。

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街区基準点・境界点点検

PocketNeoⅡの観測には、一筆地測量や用地測量の精度管理で使える「基準点点検」・「境界点点検」の観測機能が搭載されています。 基準点点検(左):一筆地測量の街区基準点(既設世界座標)への取り付けでは、現場で使用する基準点そのものの精度が確保されているかどうかを現地で確認してから作業に入ることが必要になります。基準点点検では、単回もしくは対回観測で使用する基準点(2点もしくは3点)の点検観測ができ、観測値(距離/角度)と計算値(座標)の較差が制限値を満たしているかどうかが現場で判断できます。観測結果は、WingneoINFINITY Ver.2(以降WNI2)に「既知点の精度管理表(2点/3点)」として取り込まれます。 境界点点検(右):街区基準点取付測量では、基準点点検→基準点観測を経て一筆地形状を観測しますが境界点点検では、作成した区画(もしくはWNI2から持ち出した区画)の辺長を対辺観測や鋼巻尺を使って点検観測していけます。点検観測による点間距離と座標差による点間距離の比較から一筆地の精度管理ができ、WNI2に「精度管理表(一筆地)」として取り込まれます。

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