3D点群ツールで実際の走行データを表示。左右は同一のデータを展開したものです。3次元のズームや画面移動が可能で、3次元データを元に標高を段彩表示させています。
点群の中の点１つ１つもXYZ座標・RGBの色情報・スキャナ情報など高精度情報から構成されています。
測量CAD等、座標管理を持つシステムでは扱えない大量の点群をスムースに扱え、スキャナ（細部地物や道路からの延長部などを計測）とMMS（走行部と上下左右の周囲を中心に計測）の点群を合成したり、不要点の除去などができます。
測量基本・地籍調査システムからのKML出力
WingneoINFINITY Ver.2の測量基本データ：製図ワークシート（左）・地籍調査データ（右）を選択して、「KML出力」ボタンを押すだけの簡単操作です。
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WingneoINFINITY 拡張DMツール
WingneoINFINITY（以降WNI）には、公共測量作業規程 作業規程の準則 第3編に示されている地形測量－数値地形図データ（通称 拡張DMデータ）の作成・編集に最適なツールをご用意しています。
拡張DMデータは、DMデータの取り扱いデータの拡張とともに基準点測量や用地測量、路線測量の要素もコード化（図形＋属性コード）する必要があり、WNIの各データ処理からは、1クリックで拡張DMツールに呼び出すことができます。（右）（他のDMデータ・図面との合成も可能）拡張DMツールは、地物属性等のコード編集機能をグループ化しており、レイヤー構成/DMデータ構成を１つのテーブルの上で確認・検索できるようになっています。コードが未だ未分類なのがどの部分か、あるレイヤーのみをまとめて拡張DMコード化したいなど、編集作業を効果的に支える基本設計になっています。
最終的に拡張DMデータやSXFに出力します。データ品質に一定の品質確保のルールを設けてデータ検査をする「DM論理検査」と基盤地図情報数値地形図データファイルに出力する機能をオプションでご用意しています。
カテゴリー: 電子納品 ｜ WNI2の作業環境
3D点群データをWingneoINFINITYVer.2に出力してみる
WingneoINFINITY Ver.2には、3D点群編集のデータから画像生成し、読み込みができる機能が標準搭載されています。
高精度画像として貼りつけができるため、トレースによる図化作業や、プレゼン図としての用途などにお使いいただけます。
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現地踏査や顧客提案の新しい形
画面はWingneoINFINITYVer.2から出力した土地・結線・座標データをGoogleEarth上に展開し、GoogleEarthのツールを使って現地踏査のシミュレーションをしている様子です。
パス（画面内の赤線）をGoogleEarth上で作成するだけで、地表に置き換えた移動距離や勾配がシミュレーションできました。
そのほかにもポイントに対して画像URLをリンクさせたり、属性情報を入れたり、メール送信したりなどお客様との間に、または社内でのデータ確認になど、高度なプレゼンテーション/コミュニケーションが可能になります。
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WingneoINFINITY Ver.2のCAD製図基準（案）対応
WingneoINFINITY（以降WNI）のCADには、
- ・図面データを開き、CAD製図基準（案）の図面種類に適合しているかどうかを一括チェックする機能
- ・レイヤー名さえCAD製図基（案）の構成にあわせれば、他の図形属性を自動的に適合データに修正する機能
- ・丸数字や半角カタカナ、㎡などの禁則文字を自動的に別の文字に置き換え修正する機能が標準搭載されています。
「CAD製図変換」ライセンスを購入すると、より高度で効率的な適合図面作成が可能になります（右）。作業図面と完成図を並べ、図形属性を完成図から作業図へ貼っていく機能や（特許番号： ）、レイヤー変換履歴を用いて同種の図面を流れ作業的に変換していく機能等をあわせて使うことができ、大量のSXFを用意する必要がある場合などには強力なツールになります。
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道路工事完成図 SXF＋属性データの編集
道路工事・道路施設に関わる工事や道路台帳業務などでは、電子納品の際にワンランク上のSXFデータの作成が求められる場合があります。
SXF（図形・.p21ファイル）データにXML（属性情報・.safファイル）を付加したデータであり、WingneoINFINITY（以降WNI）の「道路工事完成図」では、これらの加工・修正をコマンド化しています。データの仕様等は、国土交通省 国土技術政策総合研究所の「道路工事完成図等作成支援サイト（http://www.nilim-cdrw.jp/）に示されています（左）。
WNIでは道路工事完成図に必要な属性情報の付加や、エリアコントロールなどの領域データ作成、図面の精度を保証する距離標点間点検などを搭載し、SXFに出力することで.p21・.safのファイルを作成することができます。
（右図：※上記サイトにあるサンプルデータを読み込んでいます）
カテゴリー: 電子納品 ｜ WNI2の作業環境
基準点成果や水準成果の作成と出力
電子納品（土木設計案）の測量成果には、基準点測量・水準測量や点の記データファイル、観測データなどフォーマットの決まったテキストデータ等を格納する場合も多くあります。
WingneoINFINITYは、これらの専門的なデータファイルの生成や出力を、計算簿を作成する手順に沿って迷うことなく処理できるよう設計されています。
左：基準点簡易網平均計算から、計算簿作成と成果表ファイル登録 の画面右：水準網平均計算から、計算簿作成と成果表ファイルの作成画面
カテゴリー: 電子納品 ｜ WNI2の作業環境
WingFan！【ウィング・ファン】ネットワークでチームワークを
画面はWingneoINFINITY Ver.2（以降WNI2）の現場管理「WingFan！（ウィング・ファン）」の画面。
WingFan！には、①現場管理 ②現場内で作成した計算や作業データの確認・印刷 ③図面データの確認・印刷・CAD形式変換 ④現場関連ファイルの整理 ⑤目的別の成果とりまとめと確認機能が搭載されており、この部分をネットワーク内であればフリーで利用できるようになっています。
現場＋付随する情報を一元管理したものを誰にでも見える形になり、CADオペレーターでなくても出先からの簡単な問い合わせに対応したり、管理職の方が現場の進捗を確認したりなど、幅広いデータ利活用ができます。導入ライセンスを利用した現場内へのアクセスには、導入ライセンス数までどの現場にもアクセスできます（左下）。おなじ現場にも複数人が同時アクセスすることができ、現場内のデータ処理においてもチームワークも最大限に活かすことができます。
カテゴリー: ネットワーク ｜ WNI2の作業環境
WingneoINFINITYをマルチモニターで使う
WingneoINFINITYは、１つのPCに複数のモニターをつなぎ、マルチモニターの環境で使うととても効率的に作業をすることができます。
例えばメインのモニターでCAD編集をしながらサブモニターで座標をチェックしたり計算を行うことができたり、CAD編集の際、サブモニター上にコマンドバーを並べ、広いスペースで作業を行うことができます。ノートPCには外部モニターを接続するアダプタが元々搭載されているケースが多いのでモニターをつないでみて、windows画面のプロパティでサブディスプレイの設定をされてみてはいかがでしょうか？
小さなコストで大きな効率が得られるといえます。
カテゴリー: 環境 ｜ WNI2の作業環境
